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津波シミュレーション動画

津波シミュレーション 南海トラフ沿い広域図 画像クリックで動きます

 

   ※あくまでも発生するかもしれない1つのパターンです

 

地形分解能:450m格子
支配方程式:非線形長波理論
数値解法:平面2次元差分法

・地形データ:
  国土地理院DL版(5m, 10m)
・動画長さ:6時間
・JAGURS-D_V0174使用

馬場俊孝(海洋研究開発機構)

1. 地震・津波被害を知る

2011年3月11日発生の東日本大震災に関連した「動画」を「探し」閲覧する。

  左の画像をクリックで開く。地図の見たい場所を拡大、もしくは項目選択で検索し地図上のピンをクリックで閲覧。

 

動画で振り返る3.11_東日本大震災公開動画ファインダー_とは_こちら  (東北大学)

4. 未来(被害想定)について

南海トラフ地震・津波の「被害想定」や、「防災・減災計画」について知る。

  左の地図をクリックするとWeb_GISが開きます。簡単な使い方説明は こちら

・南海トラフの巨大地震モデル検討会において検討された震度分布・液状化・津波浸水エリアに係るデータ(内閣府_南海トラフ地震対策

津波ハザードステーション(J-THIS)

海岸(汀線)に沿って設けられた数十万点を超えるハザード評価点において推定された確率論的ハザードカーブ群から、 確率論的に予想される30年超過確率分布図を作成し、公開しています。 南海トラフに面した太平洋沿岸地域のどこの海岸が他に比べて相対的に津波に襲われる可能性が高いか低いかを知ることができます。

 

左の地図をクリックするとWeb_GISが開きます。概要説明は こちら


J-THIS 津波ハザードステーション(以下、本システムと省略)では、「南海トラフ沿いで発生する大地震の確率論的津波評価」(地震調査委員会、2020) (以下、津波評価と省略)の公表内容と等価な確率論的津波ハザード評価結果を公開しています。

5. 南海トラフ巨大地震(地震調査研究推進本部)



 南海トラフは、日本列島が位置する大陸のプレートの下に、海洋プレートのフィリピン海プレートが南側から年間数cm割合で沈み込んでいる場所です。この沈み込みに伴い、2つのプレートの境界にはひずみが蓄積されています。過去1400年間を見ると、南海トラフでは約100~200年の間隔で蓄積されたひずみを解放する大地震が発生しており、近年では、昭和東南海地震(1944年)、昭和南海地震(1946年)がこれに当たります。昭和東南海地震及び昭和南海地震が起きてから70年近くが経過しており、南海トラフにおける次の大地震発生の可能性が高まってきています。
 過去に南海トラフで起きた大地震は多様性があります。そのため、次に発生する地震の震源域の広がりを正確に予測することは、現時点の科学的知見では困難です。地震本部では、南海トラフをこれまでのような南海・東南海領域という区分をせず、南海トラフ全体を1つの領域として考え、この領域では大局的に100~200年で繰り返し地震が起きていると仮定して、地震発生の可能性を評価しました。


●過去の地震の発生状況


 過去に南海トラフで発生した大地震は、その震源域の広がり方に多様性があります。また、南海地域における地震と東海地域における地震が、同時に発生している場合と、若干の時間差(数年以内)をもって発生している場合があります。東海地域の地震でも、御前崎より西側で、断層のすべりが止まった昭和東南海地震(1944年)と、駿河湾の奥まですべりが広がったと考えられている安政東海地震(1854年)では、震源域が異なります。また、宝永地震(1707年)の震源域は、津波堆積物などの調査結果から、昭和南海地震(1946年)や安政南海地震(1854年)の震源域より西に広がっていた可能性が指摘されています。慶長地震(1605年)は揺れが小さいが、大きな津波が記録されている特異な地震であり、明治三陸地震(1896年)のような津波地震であった可能性が高いとされています。また、南海トラフでは、分岐断層が確認されており、過去にはプレート境界だけではなく、分岐断層がすべることによる地震も起きていたと指摘されています。

地震調査推進本部 南海トラフで発生する地震

6. 参考資料

 南海トラフ地震防災対策推進地域の指定(内閣府:出展は_こちら

 

 南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域の指定(内閣府:出展は_こちら

6. その他の関連情報